学ぶに如かず…か。

はじまり

毎度どもども。ぱくさんでございます。

 

身内の話で恐縮ですが、
12/8(金)に中小企業診断士試験・2次試験(筆記)の合格発表がありました。

 

2次試験は筆記試験の後に口述試験も控えているのですが、
実質的に筆記試験が最大の難関=越えられればほぼ合格、とされています。

どの資格試験でもそうでしょうが、
中小企業診断士試験もご多分に漏れず、毎年いろんなドラマが有ったりするものです。

…するものです、が。

本サイトは試験勉強を支援するブログではないので(汗)、
試験の悲喜こもごもについて、ここでは詳述しません。

さはさりながら。

何年か前は私も試験勉強をする側で、よくもまあアレだけの勉強量をこなしたもんだと、
毎年この時期になると悦に入ったり自画自賛したりするわけですが、

「人はそもそも、なぜ学ぶのだろうか」

診断士試験に合格して時間がたち、
そして、後輩たちの奮闘を見るにつけ、
ふとそんなことに思いを馳せました。

 

僭越ながら、本件についてちょっと思うところを述べたく思います。

 

 「ぱく、『勉強』、好きか?」

よくありますよね。勉強嫌いな子供の常套句。

「勉強したくない。だって、こんなのなんの役に立つのか分からないもん」

ね。あるあるでしょう。
ご多分にもれず私も少年時分に乱発してました。

全然わかんなかったんですよね。勉強する意味。

そして、いまでも時々思うのです。

 

勉強が好きか否か?

 

と問われれば。

 

満面の笑顔でこう答えるでしょう。

 

「大っ嫌いです(はあと)」

と。

もうね。だいたい字面が嫌いです。

勉(つと)めを強(し)いる=勉強

ああ嫌だ。嫌だ。一体アンタ何様なんだ。何なんだ偉そうに

私、何が嫌いって、なにかを強制されることですから。
できることならやらないで済ましたかった。真面目に。

 愛憎入り交じって

けれども、一方で大人になってつくづく思います。

「勉強しといて、よかった」

ワタクシもご多分に漏れず、学校も、会社も、診断士資格を含む各種資格も、
ボッツラボっつら、乗り越えたり(ときに乗り越えられなかったり)してきたわけでありますが。

「こんなもんク○の役にも立たねーよ!」って、いつか言ってやろうと思っていたんです。

ところがどっこい。いかんせん事実は曲げられない。

実際、役に立ってますからね!

 

…その「役に立ったこと」すなわち「効用」ってのは例えば次のような話です。

「勉強」の効用~その①~

一つには、「勉強」によって

「社会的な信用」が手に入る

ということでしょう。

ほんと、信用を得るためにコレほど「ローリスクでハイリターン」な投資はない。

学歴がその最たるものではないでしょうか。

  • 学歴よりも「何ができるか」のほうが重要だ。
  • 学歴はやがて意味をなさなくなる。
  • T大、K大みたいな難関大を出たからって何もできやしない。

こんな僻み常套句を、私が子供の頃に随分とよく耳にしたものです。

そして全く同じことが、私が大人になった今も公然と言われているわけで。どういうことなの…

学ぶことで、そして、
その結果として「学歴」や「(会社などの)所属」、「資格」を手に入れることで、
人生のいろんな局面で得する(信用される)ことが増える。

…と言うのは、昭和はおろか、平成数十年になっても、純然たる事実で有り続けているわけです。

自分の実体験としても、
「たかだか学歴・経歴一つ違うだけで、対応がガラリと変わる人たち」
ってのが、未だに一定数(しかも結構多い)存在する、というのは否めません。

個人的には、そういう人たちの価値観にはあまり賛同できないのですが。

一方で、
「そういう人達が一定数いることを理解」し、「その上で物事がうまく回るように努力を重ねる」のは、
それなりに健全なことだと思うのです。

…以上が、勉強の効用の全てです、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…と、実はついこの間まで思っていたのですが(汗)

最近もう一つ気づいたことがありますので以下その話をば。

「勉強」の効用~その②~

勉強のもう一つの効用、

…というか本来の「学ぶ意味」って、

学べば学ぶほど、自由になれる

実はコレなんじゃないだろうかと。そんなことに気づいたのです。

 

例えば、私自身、中小企業診断士資格を獲ったおかげで、
ちょっとびっくりするくらい人的なネットワークが増えました。

そして(楽しいので)、以前よりもいろんなところに顔を出すようになり、
ますますいろんなことを学ぶ機会が増えました。

するとどうでしょう。

できることがどんどん増えていくんですよね。

英語が話せるようになることで、無理なく海外に出ることが可能になるように。

学びを、広め、深めることで、人生の自由度がどんどんと増していきます。

これは、(誰かの意志ではなく)自分だけで適切な判断が出来るようになる
と言い換えても良いのかもしれません。

その究極は、会社組織に頼らず、自ら独立して道を切り拓いていくということやもしれず。
そんな気づきもまた、それなりに勉強してきたことの効用の一つなのかもしれないですね。

 

…リターン、デカかったなあ。(注1)

 

 

だからこそ、冒頭の(いつの日か我々になる)子供に伝えたい。

 

「お父さんとお母さんの言うことはね。
大体正しい

だから勉強しときなさい。ね。」
(注2)

 

おわりに

<今日の名言>

「学ぶことで才能は開花する。志がなければ、学問の完成はない。」
(by諸葛亮孔明)

ではまた。


<注>

1、なお、当面リターン回収を継続する見込み

2、「大体」ってのがポイントです。たまーに間違ってますから(笑)


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ぱ く

「世界中がハッピーであるために、とりあえず自分の目の届く範囲を全員ハッピーにしよう」…と今日も諸々ワルダクミしています。 以後よしなに!