「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」

誰もが知っているこの名言は、かの連合艦隊司令長官である山本五十六(やまもといそろく)の言葉です。
いつの世も、人材育成はトップ固有の悩み。
今では、ずいぶんとなじみ深い言葉に感じます。

山本五十六が遺したこの言葉、今でもコーチングやトレーニングの場面で、「教え方の心構え」として使われます。
人を動かす、つまり相手に動機付けを促す時に求められる行動規範が、ここにあります。

相手に寄り添う人材育成

冒頭の言葉には続きがあります。

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

ここから要素を抜き出してみます。

・コミュニケーション
・傾聴
・承認
・委任
・権限委譲
・感謝
・信頼

このような行動が抽出できました。
自分主体ではなく、相手に寄り添ったものです。
いつの世も、人を育て、成熟を期するには相手に寄り添った行動が求められるのです。

経営者は経営が仕事

経営者のみなさんは多忙です。そのために経営幹部の育成が必要です。

経営者の本来の仕事は経営。
会社を永続的に成長させるために、経営者が方針決定・戦略立案に時間を割く環境が必要です。
そこで必要なのは経営者の片腕。

経営者の良き理解者であり、戦略遂行能力の高い社員が頭角を表せば、あなたの経営は推進力を増していきます。
究極的には、そのために人材育成をするといっても良いのかもしれません。

コミュニケーションのための「傾聴」

経営者が社員に最も求める能力のひとつは、コミュニケーション能力であると言われることがあります。
事実、日本経済団体連合会が発表する「採用選考時に重視する要素」は、
十年連続で「コミュニケーション能力」が第1位になっています。

改めて、山本五十六の言葉の中から、私はここに注目します。

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

耳を傾け…「傾聴」です。

「傾聴」は、自分の聞きたいことだけでなく、相手が話したいことを真摯に聴きとることが求められます。
傾聴の基礎は、相手の話に頷く、相槌を打つ、オウム返しをする、言い換えて返す、などがあります。それによって相手への理解が深まると同時に、相手も自分に対する理解を深めてくれます。
相互理解から納得性の高い判断や結論を生みだせる。
この成果が傾聴より得られるメリットです。

人は、相手が最後まで話を聞いてくれたと感じると、充足感と信頼感が深まります。
「ねぇ!聞いて!聞いてよ!」
幼い子供にしつこく言われたことはありませんか?

社員の話を漠然と聞くのではなく、注意を払って、より深く、丁寧に耳を傾けること。
山本五十六もここから始めなければ「人は育たず」と言っています。

相談、面談、会議、営業、交渉など、ビジネスの成否のポイントはコミュニケーションにあることは言うまでもありません。
経営者であれ社員であれ、傾聴はコミュニケーションを支える重要なスキルなのです。

そして、コミュニケーションのためのスキルはいくつかあります。
FYSは、そのスキルを誰でも高められるよう、 セミナーを開催していきます。

ご期待ください。

 


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石井 伸暁

中小企業診断士・1級販売士。専門商社で15年以上の小売業支援経験を有します。信条は「WIN-WINアプローチ」。ビジネスの成功は、顧客の利益創出を相互の「協同」と「交換」で成し遂げていくものと考えています。