間違いを素直に認められない人って
きっと勇気が足りニャイんだね(注1)

はじまり

どもども。ぱくさんでございます。

ちょっと間が空きましたが、本日はアドラーのお話をば。

アドラー心理学を世に広めたものとして多くの人があげるのが、
かの名著「嫌われる勇気」だったりします。

この本、私も読みましたが、その内容がいろいろとセンセーショナルでしたし、
ドラマにもなったりしましたから、覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

ただ、本書ってあまりにも有名になってしまった結果、
なんだかタイトルだけが独り歩きしているような気がしていまして。

今回は 「嫌われる勇気」という言葉の本来の意味について、
少々掘り下げたいと思い、筆をとっております。

まさかとは思いますが

もしかして皆さん、こんな風に思っていないですか?

「嫌われる勇気を持つ」

「周りの目を気にしないで、
みんな自分のやりたいことをやって、

好き勝手に生きようぜ!」 

 

う~ん。違います。

まぁ確かに言葉尻だけをとらえると、上の様にとらえられないこともないです。

けれども悲しいかな、この解釈はアドラー心理学の考えを正しく理解していないものと
言わざるを得ません。

ごく簡単な思考実験

どういうことか?

簡単な思考実験をしてみましょう。

あなたが所属する会社で、

「やりたいことをやって好き勝手に生きようぜ!!ヒャッハー!!」

…を忠実に実行したとします。

どんなことが起こるでしようか?

CASE①

A部長
「Xさん、ちょっとこの書類をコピーしてもらえないかね?」

Xさん
「私はそのような雑務はやりたくありません。
もっと私の培ってきた頭脳を活用できる、知的生産性の高いタスクを割り当ててください。」 

カタカタカタカタカタカタ…
※振り返ってPCに何かを打ち込み続ける

A部長 「…(なんやこいつ)」

CASE②

A部長
「Yさん、申し訳ないんだけど、少しだけ残業して、この資料を仕上げて貰えないかね?
どうしてもあしたのあさイチには必要なんだよねえ。」

Yさん
「え~アタシィ、残業ぉ、しない主義なんでぇ。やりたくない、みたいなぁ?
じゃ、そういうことでお疲れ様です~」 

カチャン、スタスタスタ・・・
※タイムカードを押して足早に過ぎ去る

A部長 「…(なんやこいつ)」

おわかりいただけただろうか

はい。おわかりですね?

 ただの嫌な奴らです(笑)

上の例に限らず、
一人ひとりがワガママ好き勝手を通したら、回るものも回らなくなる。

そんなことは火を見るより明らかですよね。

…しかし、だからといって、
「なんだ、アドラー心理学って全然使えねぇ机上の空論じゃん(ゴミバコポイー)」
というのは早計というものです。

上記のようなズレは、
ひとえに「ある考え方」がすっぽり抜け落ちているために発生するのです。

アドラー心理学における大切な考え方とは

それは「人はみな共同体に貢献するべき」というアドラー心理学の基本的な考えのことです。

共同体というのは、おおざっぱに、「あなたが所属している組織や団体」と考えて下さい。

例えば会社、例えば地域、例えば家族…。みんな、各々の目的、特徴を持った共同体です。

更に、人間は必ず何らかの共同体に属しています
これは言い換えると、人間は共同体の一部、ということでもあります。

アドラー心理学では、コレを文字通り、「共同体感覚」と呼びます。

そして、「共同体感覚」を持ち「共同体への貢献を念頭に行動する」ことが
アドラー心理学では推奨されているのです。(注2)

ここで、ポイントになるのは、
「共同体への貢献」を目指そうとした結果
人間関係が悪化
し得るってことです。

「個」よりも「大きな集団」の利益を優先した結果、一部の人から逆恨みされる…
まあ、ありそうな話ですよね。

そしてアドラー心理学は、「関係の悪化」を恐れるな。たとえ周囲の協力がなくとも
「共同体への貢献」を断固実行せよ(=嫌われる勇気を持て)

…と説いているのです。(注3)

 

うわぁ、厳しい!(滝汗)

ときにアドラー心理学が「劇薬」にたとえられるのも頷けますね。

ここでCASE①、②を振り返ってみて下さい。

Xさんも、Yさんも、自分のことしか考えていませんね?

こんなのは「嫌われる勇気」でなどありえないと理解っていただけたでしょうか

Xさん、Yさんに、共同体(会社や会社が属する地域など)への貢献意識があれば、
また違った対応になったに相違ありません。

そして、その「貢献感」こそが、「幸福感」であると、
アドラーは言っているのです。

長くなりましたが

…とまあ、こういう話が「嫌われる勇気」という言葉には集約されているわけです。

説明無しで分かるわけ無いじゃんね(汗)

さりとて、「こういう感覚が幸せになるためにはとっても大事」なわけで。

最近ようやく、そのことが腑に落ちたような気がしています。

上記の共同体感覚以外にも、生きるために大切なこと…たとえば勇気とか、幸福とか、
その他諸々のヒントがアドラー心理学では示されていまして。

そのあたりの話も、追々していければと思っております。

とりあえず今日はこのへんで。

おわりに

<今日の名言>

「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それは貴方には関係ない。
わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」
(byアルフレッド・アドラー)

 

ではまた。


<注>

1、何というブーメランwww

2、コレが実は、アドラー心理学の目指すところだったりします。

3、飽くまでぱくさん流の解釈ですが、大筋合ってると自負しております。


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ぱ く

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「世界中がハッピーであるために、とりあえず自分の目の届く範囲を全員ハッピーにしよう」…と今日も諸々ワルダクミしています。 以後よしなに!