
中小企業診断士の奥田です。
唐突ですが、皆さんはSUPというスポーツをご存知でしょうか?
SUPは「スタンドアップパドルボード」と言い、簡単に言うとサーフボードの上に立って、パドルを持って水を掻いて進めるスポーツです。
先日、仲間の診断士からSUPのレンタルビジネスを行っているオーナーに会いに行きませんかと誘われ、スポーツ好き、新しいもの好きな私は4人の診断士仲間と共に「SUP体験チーム」を作り行ってきました。
オーナーの思い
場所は、千葉県の外房、いすみです。
遠そうに思われるかもしれませんが、東京から特急に乗ればわずか1時間で着きます。
何と、近くの海岸は東京オリンピックのサーフィン会場に決まっています。
オーナーは関連する事業を経験したあと、3年前に奥様と共に自宅兼レンタルボードショップを開き、SUPボードの販売業とSUPのレンタル事業をされています。
もう少しSUPのことを話しますと、川岸(海でもできる)からボードに座ったまま漕ぎ出し、中腰から立ち上がり、両手でパドル(オール)を持って前に進ませます。
写真を見てもらう方が早いですね。
さて、私たちはこのスポーツを堪能した後、オーナーとバーベキューしながらビジネスについて話をしました。
「やってる当事者は、利用者がどんな思いで来てくれているのかよくわからないんです。」(オーナー)
「私たちは初めて体験しましたが、日常を忘れ楽しくリラックスできました。みなさん、同じかと思いますよ。」(私たち)
お客さまはネットで検索してくる方がほとんどなようで、意外なことに大半は女性客なのだとか。
「やはりホームページの充実や検索にヒットする工夫をすれば・・・」(私たち)
「そうですね、一人だと中々いろんな所に思いがいかなくて・・・」(オーナー)
消費者目線のプロモーション
その時、ふと思いました。
診断士といえども一消費者の目線でアドバイスすることは、オーナーにとっては貴重であると。
そして、こうしたサービス業の場合、自らが経験して消費者目線で事業を捉えることが大切なんだなと。
サービス業の特徴は
・ 生産する時と消費する時が同時=同時不可分生
・ 品質を一定に保てない=非均一性
・ 形がない=無形性
ですよね。
だから経験しないとアドバイスできないのだと思います。
さいごに
東京オリンピックは首都圏の経済に大きな効果をもたらします。
特にインバウンド需要が中小企業にも波及するように、貢献したいものです。
SUP、また行ってみたいと思います。
今度、外国人の友人を誘ってみるつもりです。
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Okudacs

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