こんにちは、ミッチー(高橋)です。
前回の「社長は孤独と言うけれど、本当でしょうか?」は読んでいただけたでしょうか?
関連するのでぜひ読んでからこの記事を読んでください。
前回の内容は、「社長は孤独ではありません。孤独を選んでいるだけです」
先日お会いした経営者にお話ししたところ、「まさに、その通りです」と強く共感をいただきました。
経営者は社員のためを思い、メールで指示を伝えていますが、社員はメールではなくきちんと目的から話してもらいたいと思っていました。
直接会って話し合うコミュニケーションを、もう少し増やすだけでよいのです。しかし、その「もう少し」ができにくくなっていったようです。
経営者は忙しい、社員も忙しい、ついついメールに頼りフェイスtoフェイスのコミュニケーションを避けてしまっていたようです。
経営者は社員のことを想っています。
私は経営者の話をたっぷり4時間聴きました。
経営者は社員のことを想っています。もっと給料を払ってあげたい。
そのためには、売り上げにつながることを指示して、社員に動いてもらわなければならない。でも、指示がうまく伝わらず社員には実行されないことがある。そして結果が出ず、さらに関係性が悪くなる。
循環です。
幸せを創る成功の循環
こうなっては打つべき手は関係をよくするしかありません。
成功の循環を意識してまず、関係の質を上げるところから始めるべきです。
人は関係の質が良くなると思考の質が上がります。思考の質が上がると行動の質が上がります。行動の質が良くなると結果の質が良くなります。結果の質が良くなると関係の質が上がります。
この循環をスパイラルアップさせることにより幸せを創る組織が作られていきます。
では、悪化した関係をよくするためにはどうしたらよいでしょうか?
根の深さにもよりますが、お互い口もききたくない状態であれば、第三者が介在するしかないでしょう。
そこまででなければ、面談をおススメします。できれば毎週。少なくとも月一回は面談することが必要です。
特に重要なのは聴くことです。社員の話に耳を傾け絶対に反論せず最後まで聴いてください。
社員に話してもらうことは、できていることと、できていないこと。できていることには感謝をもって承認してください。「よくやっているよ」などでいいです。
できていないことに対しては、絶対に叱咤してはいけません。
「それで、どうすればいいと思う?」と聞いてあげてください。
これを繰り返すだけで関係は確実に良くなって行きます。
経営者が傾聴することにより、関係の質は向上します。
傾聴の技術については後日ご紹介いたします。
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高橋 光久
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