ブログをご覧の皆さまこんにちは。

中小企業診断士・事業承継士の仲光和之です。

事業承継に関する連載も4回目となりました。

第1話で、事業承継をやる意味やその時期について、

第2話では、事業承継の全体感について、

第3話では、事業承継の現状について、中小企業白書のデータを用いてお伝えしました。

 

今回の第4話では、実際に事業承継を進めていく際の、手順、ステップについてお話します。

そして第5話以降では、その各手順でやるべきことの具体的内容について触れていきます。

 

事業承継には3つの段階がある

事業承継には、経営の見える化と磨き上げを行う「プレ事業承継」、

実際に承継を行う「事業承継」と、承継後の経営安定化を図る「ポスト事業承継」の

3段階に分けて考えることができます。

出典:中小企業庁刊 会社を未来につなげる10年先の会社を考えよう(一部抜粋)

 

上記の中小企業庁資料をご覧ください。

ここに著されているのが事業承継のステップになります。

「経営の見える化」「会社の磨き上げ」がプレ事業承継、「会社・事業の将来」がポスト事業承継に当たります。

 

「経営の見える化」は経営状況、目に見えない強みを明確にして、次の一手を打つために行います。

「会社の磨き上げ」は本業の競争力をUPして企業価値を高めるために行います。

「事業承継」は事業をスムーズに継承することが目的で、「会社・事業の将来」では承継した会社をいかに軌道に乗せるかがねらいです。

 

つまり事業承継のステップとは、

①現状を分析→②企業価値を高める→③事業承継を行う→④新経営者の下、経営を安定化させる

という流れになります。

 

ポイントは「10年後」

後継者の育成まで考えると、事業承継の準備には5~10年かかると言われています。

ですので、それぞれのステップを考える際には、10年後を意識しておくことが大切です。

 

経営の見える化を行うのは、「10年後の会社像とのギャップを埋める」ために、現状分析でそれを把握することが必要だからです。

会社の磨き上げは、「10年後の会社像に近づける」ために行います。

事業承継に向けては、「会社の10年後を一緒に考えてくれる人」がいるのか、「10年先も続く会社の経営をだれに託すのか」を考えることになります。

 

次回からはそれぞれのステップで、具体的にどのようなことを行っていくのかをお伝えしたいと思います。

 


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仲光 和之

仲光 和之

【(株)ソウルスウェットカンパニー代表取締役、キャッシュフローコーチ(R)中小企業診断士】 建設業(電気工事業)での現場監督や、不動産管理業で業務のIT化推進、ベテラン社員の技能承継に携わる。その後退職、独立。 現在は『ビジョンと経営数字の専門家』として、ビジョン策定、浸透に関する支援や、決算書が読めなくても一枚の図で会社のお金の流れを把握する「お金のブロックパズル」を使った支援を行っている。 また消費税軽減税率制度や段取り力向上に関するセミナーを全国各地で実施。わかりやすさと多彩なワークが好評。