人材は流動化していきます
働く側の採用条件がよくなってきています。有効求人倍率1.43倍とは企業側の求人が多いということですね。
転職などの情報が豊富に得られる中で、「あえて社長の会社で働くことを選ぶ」
そういう社員がいますか?
これから益々人材は流動化していきます。
従業員は嫌な思いをしてまで一つの会社にしがみ付かなくてもよくなりました。
特に若い年代は次々と会社を変えていく時代です。
転職する理由は人それぞれですが、「ほかにやりたい仕事がある」が1位だそうです。
2位は「会社の将来性が不安」、3位は「給与に不満がある」でした。
出典「転職サイトDODA(デューダ)」
大企業はいろんな仕事を担当することはできないため、やりたい仕事でなければ転職していくのでしょう。
しかし、中小企業ではなんでも幅広く仕事をしなければなりません。だから、やりたい仕事はいくらでも見つかるはずです。やりたい業種が異なることもあるでしょうが、そもそも一度社長の会社に入社したならば、業種には興味はあったはずです。
なのに、辞めていくとしたら、、、
社長とは働きたくない。ということです。
認め合う関係を作る
人は“認められている”という感覚が得られると仲間意識が向上し、チームワークが形成されます。
上司・部下・同僚・他部署・お客さま・取引先など様々な人々とお互い認め合うことで人間関係が良くなり、仕事が面白くなるとともに、win-win(ともに欲しい結果を得ること)の関係を築くことができるのです。
社長。「社員を認めていますか? 社員は社長を認めていますか?」
一緒に成長できる働く環境を作ることが社長の仕事です。
ぜひ、社員を認める場を作ってください。「ありがとう」「よくやってくれた」「君にはできると思っていた」などの言葉をかけて一人の人間として認めてあげてください。
そして、社長自ら一緒に働いて欲しいと言ってあげてください。
居場所があるってとてもうれしいことなんです。
社員に「ありがとう」とは言いにくい
今更、社員に降りていき感謝の言葉を言えない。という社長はいらっしゃいます。
特にバリバリ仕事をしていて、指示命令を適切に出していた社長ほど、社員目線で考えることが難しくなっています。よくわかります。
そういったケースは何度も見ています。もう社長ご自身では解決できません。
ぜひ我々にご相談ください。社員を認める場を作るお手伝いをいたします。
高橋 光久
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