FYSブログをご覧の皆さま、こんにちは。
FYSコンサルティング、パートナーコンサルタントの仲光和之です。
これから創業しようとする方々は、当然に売りたいモノやサービスを持っているわけですが、
「その商品やサービスを通じて、お客様や社会にどういった価値を提供したいの?」
という問いに対して、明確な答えを持っている方は少ないように思います。
「作れば売れる」時代は、だいぶ昔に終わっていて、
その商品がお客様のどういったお困りごとの解決につながり、
どんな価値を提供できるのか、といったことが当たり前に求められています。
さらに、お客様個人だけではなく、社会に対して提供できる価値が何なのかも
合わせて求められています。
つまりは「商品の価値」が何なのかをクリアにして、その情報をお客様まで届けないと
売れないという訳です。
今回のブログでは、「社会に対する価値」の部分について、
有名な近江商人のお話を用いながら、お伝えしたいと思います。
「三方よし」の考え
この「三方よし」の考えですが、近江商人(滋賀県あたりを本拠地にしていた行商人の総称)の
経営哲学として有名です。
三方、つまり3つの関係者にとって良い商売でなければならないという考えです。
三方とは、「売り手」「買い手」「世間」です。
「売り手」と「買い手」は、商売の売り手と買い手、つまりお客さんと自分のことです。
自分だけ儲ければいいのではなく、お客さんの幸せにもつながらないといけないということです。
「世間」とは社会のことです。
つまり「三方よし」とは、自分のためだけではなく、相手や社会の役に立つものであるべきという考え方です。
近江商人の心得十訓
上記の三方よしの考え方はとても有名ですが、下記の「心得十訓」をご存知の方は少ないのではないでしょうか。
三方よしをもう少し具体的にし、マーケティングにつながることも多く、
なるほどなぁ~と感心してしまいます。
引用:TeachingOthers(https://to-manabi.com/oumi-kokoroe)
ご自身の提供したい商品やサービスの「価値」が何なのか、
誰のどんなお困りごとの解決につながるのか、
考えをまとめてみるヒントになれば幸いです。
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仲光 和之
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