それを狂気と呼ぶらしい

はじめに

こんにちは。パクさんでございます。

いやー気温がググっと暖かくなってきましたよね。

桜も咲いたと思ったらもう散っちゃいましたし。
GWも始まったと思ったら終わっちゃいましたし。

そして1年も気づいたら1/3終わっちまったということで、
色々な由無し事にそんなに生き急いでどうするんだヨ、ってすごく思うんですけど。

要するにそれってお前がのんびりし過ぎなんじゃねえか?と思ったりもする今日このごろです。

生き馬の目、抜いとく?

とはいえ、コンサル業界はそんなのんびりしたワタクシのことなんざ待ってはくれません。

山積みのタスク、飛び交うメール、ギリギリの予算、そして迫り来る納期。

書いてるだけで胃が痛くなって来たのですが(汗)、
「それは無茶だろう」っていうお仕事をなんとかこなすために、
徹底的に悪あがきするのもまたコンサルのサガってやつでして。

一見ムチャそうに見えるお仕事も、分析して見える化すると、
案外なんてことなかったり、無理・無茶・無駄がハッキリ見えて、
いい感じに改善の手が打てたりするものです。

ちょっとココ切り分けますね…

「分析」

そう。今回お話したいのは「分析」についてです。
我々コンサルタントの仕事はコレに尽きると行っても言い過ぎではありません。

…もとい、言い過ぎかも知れませんが、
とっても大事なことであるのは間違いありません。

コンサルに限らず、
仕事というものは多かれ少なかれ「成果」を出すことを求められます。

そして「成果」が一定の基準を満たせなかった時、それは「残念」だとみなされてしまいます。

でも、「残念な成果」ってどんな状態でしょうね?

「君は残念な仕事しかできないな」

こんな事言われても、全然具体的じゃないですね。
低評価なのは何となく感じ取ることはできても、改善には到底つながらないでしょう。

この発言をレコーディングした上でパワハラ認定するって手もありますがそれはまた別の話…

閑話休題

で、ここで「分析」が登場するわけです。

「分析」の意味を辞書で引くと…

複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、
その構成などを明らかにすること

…だそうで、
つまり「要素で」「切り分けて」「構成を明瞭化」するのが「分析」なんですね。

そして、「切り分け」、と聞いて我々コンサルタントがまっさきに思いつくのが

フレームワークでございます。

例えばこんな話

古今東西、フレームワークと呼ばれるものは山ほどあるのですが、
例えば、「Q・C・D」(Q=品質、C=コスト、D=納期)なんかが挙げられます。

「Q・C・D」を「成果」に当てはめてみましょう。

「成果が残念な様」とは、言い換えると
「成果のQ・C・Dのうち少なくとも1つが求められている基準を下回っている様」
と言えないでしょうか。

なんとなく具体的になった気がしませんか?

「バグが多すぎるよ(Qがイケてない)」とか。
「もっと安く作って欲しいんだよな(Cがイケてない)」とか。
「納期通りに納めてほしかったな(Dがイケてない)」とか。

「残念さ」という曖昧な表現を、
「品質」「コスト」「納期」の3つの視点で切り分けることで、
具体的な評価が可能になるわけです。

(少なくとも「評価出来た気」にはなれるわけです)

こうやって「フレームワーク」により「分析」を進めれば、問題は具体的になります。
ひいては対策も打ちやすく、かつ効果が出やすくなるわけなんですが。

でも、世の中には、「良い成果が出ない」ことに対して、
「何ら振る舞いを変えていないのに、成果がいい方向に変わる」ことを求めるケースがママあります

 

…ありますよね?心当たり(注1)

 

それは無理筋ってもんですよ

ここで、高名な科学者がすごく良いことを言っているので引用しますね。

「同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと、
それを狂気という。」

(by アルバート・アインシュタイン)(注2)

そう。「何ら振る舞いを変えない」で「いい結果を求める」ことは

アインシュタイン博士に言わせると「crazy」なんですね。

私は理系出身なのですが、「同じ条件で、同じことをしたら、同じ結果になる」
実はコレ、Science(科学)そのものです。(注3)

結論

そんな訳で「イケてない現状を改善する、たった1つの冴えたやり方」は…

やり方を変えて下さい。

コレに尽きるわけですね。

地球が滅びてもScienceは成り立ちますので、
ココは一つ素直に従っておくことをおすすめしまするるる…

「…いや、その”やり方”が分からなくて困ってるんですけど…」

そういう方もおられるでしょう。ご理解いただき、ありがとうございます。

その視点に行き着いていただけたなら、適宜我々コンサルタントに相談して下さい。
自慢じゃないですが死ぬほど切り分けてきてますから。成果も修羅場も…
大丈夫です。噛み付いたりしませんので…

おわりにしてオマケにして最も言いたいこと

さて、来る5/19、FYSでセミナーやります。

アドラー心理学を活用して、コレまでの振る舞いを変えることで、
ひょっとしたらイケてない日々を変えられるかも知れませんよ?

というわけで良かったら皆様ぜひともお越しくださいませ。

 

ではまた。

 


<注>

1、それも人生なので否定できませんが…(セルフ擁護)

2、「アインシュタインはこんなこと言ってない説」もあるらしいんですが、何しろこの言葉が科学そのものですので、言っててもおかしくないと考えました。

3、趣旨と全然違いますが、ちょっと前に流行った「ナントカ細胞はあります」発言は、少なくとも科学的には間違っていると言えそうです。だって誰も再現できねえんだもん。


【セミナーのお知らせ】

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ぱ く

「世界中がハッピーであるために、とりあえず自分の目の届く範囲を全員ハッピーにしよう」…と今日も諸々ワルダクミしています。 以後よしなに!