企業には利益が必要です
利益がないと従業員を雇いませんし新たな商品を作り出すこともできません。利益は税金を納めることになり国への貢献や地域貢献の元となります。
しかし利益だけを追求すると言う事では企業を永続的に存続させる事は難しいです。
なぜならば利益を求めると短期的思考で利益に走りがちになります。そして、短期的利益を得るためならば手段を選ばない考え方になっていきます。
人の成長が必要
永続的に成長を続けるならばそこには必ず人の成長が必要になります。
企業が成長するためには、そこにいる従業員の成長がかかせません。人が成長するから企業が成長するといえるでしょう。
だから、企業が行うべき最も大事な事業は、人材育成です。それは、経営者自身も入ります。
では、成長するために何をするべきでしょうか?
学習してスキルを上げることでしょうか? 財務会計や運営管理方法などは勉強した方がいいでしょうね。
仕事の効率化を図るべきでしょうか? いままで2時間かかっていた仕事を半分の時間で行えるようにすることは必要ですね。
これらも大事ですが、最も重要なのは、人に喜んでもらうことです。
まず人に喜びを提供すること。特にお客様に喜んでもらうことは最重要です。
「どうやって人に喜んでもらうのか?」を必死に考え実行していくこと。しかも、会社のリソースを使い自分のできることを広げながら試行錯誤して顧客価値を提供すること
これが成長することです。
人は成長によって幸せを感じます。さらに人に幸せを与えることによって喜びを感じそして自分自身も成長し幸せになります。
どうやって幸せになるのか
顧客への価値提供を成していくことによって社員は成長し、お客様に喜んでもらえて自分自身が幸せと感じるのですね。
その幸せをどのように作っていくか成していくかということを、ぜひ理念及びビジョンに盛り込んでいただきたいと切に思うのです。
このようにして従業員と一体になる理念ビジョンを持った会社は非常に強くそして永続的に発展していく企業になっていくのだと思っています。
高橋 光久
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