AI(人工知能)

最近、「AI」という言葉を雑誌や新聞で見ない日はないといっても大げさではないですよね。
特に注目を浴びたのは、当分AIは人に勝てないと言われていた囲碁の分野で、AIが世界最強の棋士イ・セドル九段に勝ってしまったことです。
また、オックスフォード大学のオズボーン准教授は、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという研究成果を発表し、世界が騒然となりました。

そんな中で、さすがに芸術の分野はAIに取って代わられることはしばらくないと思っていました。

ところが・・・

まさかそこまで・・・

先日、とあるグループとディスカッションする機会がありました。
彼らは、AIを活用して描いたレンブラントの”新作”を、3Dプリンターで出力することでリアルな絵画として公開したんです。
レンブラントの全作品を表面の凹凸まで含めてデータ化し、AIのディープラーニングによってレンブラント本人が描いたとしか思えない出来に仕上がったとのことです。

人間の創作活動にまでAIを活用する研究がなされていることに驚きました。

そしてSFの世界へ

AI研究の世界的権威であり、現在はGoogleでAI開発の総指揮を執っているレイ・カーツワイル氏によると、今後30年間でテクノロジーは急激に進化し、人類はそれまでの人類と全く変わってしまうと言っています。

例えば、
・脳のデジタル化が可能になる、つまり自分の脳を何かのデバイスにインストールできるようになる
・バーチャルリアリティーは現実そのままのリアリティを獲得する
・人間の臓器はテクノロジーによって機械に置き換わる
・不老不死になる

などを挙げています。
完全に「マトリックス」、「攻殻機動隊」、「銀河鉄道999」の世界ですね。

シンギュラリティ

そして、いよいよ2045年にはある瞬間が訪れます。それは、コンピューターがすべての人間の脳に匹敵する能力を持つことになる瞬間です。

これを「シンギュラリティ(技術的特異点)」と呼んでいます。

つまり、ここから先は、人工知能が完全に人間の知能を上回ることになります。
さすがにここまで来ると、どんな未来が訪れるのか、我々の想像の域を超えてしまいます。

強いて言うなら、ターミネーターのシュワちゃんの顔が頭をよぎるくらいですかね。。。

 

3年後を想像してみる

AIの時代は必ずやって来ます。そして、我々の価値基準や生活様式、そしてもちろんビジネスの在り方も変えていきます。そんな時代に備えて、経営者は何をすべきでしょうか。30年後は想像の域を超えてますので、例えば3年後はどうでしょうか。

手始めに、

・改めて自社の強み(コア・コンピタンス)は何か?
・それが、3年後も競争優位性を保っているか?
・それ以外のノンコア業務は自動化できるか?
・取引先のビジネス環境の変化はどうか?

これらを考えてみてはいかがでしょうか。

そして、何よりも新聞や雑誌等の情報に踊らされないよう、世の中の情勢にアンテナを張り、ある程度の将来を見通す力、本質をとらえる洞察力等を養っていくことが重要かもしれませんね。

と偉そうな事を言いながら、もちろん私自身も奮闘努力中でございます。。。

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Dee

映像ディレクター兼中小企業診断士。 「企業は人なり!」を信念とし、製造業を中心に業務改善に携わってきました。従業員の笑顔は全てに通じると思っています。
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