お店を作るときは何かと設備が必要である。

内装工事に照明、エアコン、机に商品棚、必要とあれば調理器具など。

そして、商売をする上でとても重要な位置づけである、レジ。

今回はこのレジについて書いていこうと思う。

レジのいまむかし

一昔前はレジ一つ導入するのにもそれなりの費用がかかった。

と言っても業態・業種・商品数・商品の性質などで大きく必要性能が変わるので一概に言えないが、普通の小売り店仕様で2~40万円程かかった記憶がある。

機械購入費用だけではない。導入・設置の手間であったり、

分厚いマニュアル読んで設定して使い方を覚えたりとかも存外大変だった。

 

今は、変わった。

もちろん従来のレジもある。

いわゆるPOSレジといわれるチェーン店向けの大掛かりなレジもある。

むしろ、ほとんどの店舗がどちらかを現在でも使っている。

 

そんな中、技術の進歩というかジョブズ氏のおかげというか、タブレットPOSというのが登場している。

その製品の回し者でも何でもないが、やっぱり具体的な商品を紹介してからの方が伝わりやすいと思うので、紹介する。

なお、以降の画像はすべてhttps://airregi.jp/から転載している。

「安い、軽い、便利、かっこいい」

これは、リクルートが販売しているAIRレジというものである。

まずは、ぜひhttps://airregi.jp/にアクセスしてどんなものか見てほしい。

機能などはそちらの説明を見てほしいのだが、ここでは私がおススメする理由を1つだけお伝えする。

それは、従来レジに比べて「安い、軽い、便利、かっこいい」である。

まずは、安い。

これより安い従来レジもある。が、この機能でこれほど安いレジはない。(個人意見)

次に、軽い。

ipadまたはiphoneがレジ代わりになるのだ。置いてもスリム、持ち運びもできる。

置き場所を選ばないのは、限られた資源で経営をしていく中小企業に最適ではないだろうか。

そして、便利。

これだけの機能がこの値段で、しかも持ち運びができて、更に他の端末でもデータの確認ができる。

特に重要なのが「売上分析」と「顧客管理」だ。

商売繁盛にはやはり小さな積み重ね

レジは単なる「お会計」の機器ではない。大事な「マーケティング」のツールなのだ。

「ABC分析」や「CRM分析」など基本的な分析はもう古いなんて言われることもあるが、それだけでもやっているのとやっていないのとでは大分違う。

また、今はレジの入れ替えに消費税軽減税率対策補助金も申請できる。

レシートプリンタやドロアはもちろん、タブレット本体にまで補助が出るのだ。

現在「売上分析」と「顧客管理」ができないレジを使っている経営者は、入れ替えを検討してみてはいかかだろう。

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高見 康一

千葉県在住のIT診断士。 学生時代から経営に携わる仕事に興味があったものの、創業する勇気はなく、IT系の会社に就職。 その後、やはり創業したいという気持ちが捨てられず、会社を自主退職した後、中小企業診断士の資格を取得し念願の創業。 現在は経験を活かし、中小企業のIT導入支援や創業支援を手掛ける。