コロナウイルス感染症の影響は、FYSの法人である株式会社FYSコンサルティングの取引先にも出ています。
それだけではなく、株式会社FYSコンサルティング自体の企業研修案件にも影響が生じるなど、他人事ではない状況になっています。

そのような状況の中で、コロナウイルス感染症の対策の一つになるであろう「テレワーク」の導入について相談を受ける機会が増えています。
本記事では、テレワークの導入についてシリーズ化して紹介していきたいと思います。

テレワークの導入についての支援制度がいくつか公募されています

(本記事の内容は、筆者個人のブログ記事から引用しています)
コロナウイルス感染症の対策の一環として、国や自治体もテレワーク導入に関する支援制度を出しています。
活用することで、負担を軽減しての導入も可能となりますので、是非検討してみましょう。

支援制度その1.厚生労働省の助成金「時間外労働等改善助成金特例コース(テレワークコース)」

概要

「時間外労働等改善助成金」(※令和2年4月1日以降は「働き方改革推進支援助成金」に名称変更予定)に、新型コロナウイルス感染症対策を目的とした取組を行う事業主を支援する特例コースが時限的に設けられています。

◆助成対象の取組

  • テレワーク用通信機器(※)の導入・運用
  • 就業規則・労使協定等の作成・変更
  • 労務管理担当者に対する研修
  • 労働者に対する研修、周知・啓発
  • 外部専門家(社会保険労務士など)によるコンサルティング 等

 ※ パソコン、タブレット、スマートフォンの購入費用は対象となりません

◆主な要件と条件

事業実施期間中に助成対象の取組を行うこと、および、テレワークを実施した労働者が1人以上いること

令和2年2月17日~5月31日

補助率:1/2(1企業当たりの上限額:100万円)

支援制度その2.IT導入補助金

https://www.it-hojo.jp/

2020年3月31日までを〆切とするIT導入補助金の緊急公募が実施されています。
緊急公募の趣旨は、テレワークや自宅勤務を要求されている会社の支援を行うことです。

従って、テレワークなどに関連するシステムの導入であれば加点され採択されやすくなります。
2020年4月以降も同様の措置が取られる可能性は非常に高く、テレワークシステムの導入を検討している方は活用の検討に値する支援制度です。

支援制度その3.東京都の助成金「事業継続緊急対策(テレワーク)助成金」

東京しごと財団が管理する助成金です。
テレワークに関するシステムのみでなく、パソコンなどのハードまで対象になるとのことで、申し込みが殺到しました。

3月27日現在でも明確に締め切られてはおりませんが、恐らく予算的にはギリギリだと思われます。
いつ締め切られてもおかしくないでしょうし、申し込んでも間に合わない可能性があります。

募集要項・支給申請等について

「募集要項」のページをご確認ください。

 

テレワークの導入にかかる課題を解決するための支援をします

続きの記事にて、導入に関する課題と達成方法について紹介していきたいと思います。
筆が進むように、またFYSコンサルティングでの商品化が進むようにご期待ください!

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中小企業診断士。出張CIOとして、ITで経営改善を科学する支援をしています。 主要事業は、千葉や東京を中心に経営支援やセミナー、教育研修、執筆等です。