ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
FYSコンサルティング、パートナーコンサルタントの仲光和之です。

前回、前々回に引き続き、消費税軽減税率制度導入についてお話したいと思います。

 

・・・ですが、制度そのものについて、今回お話しません。

全国各地でセミナー登壇してる私だからこそ気づいたことを
お伝えしたいと思います。

 

 

それはなにか。。

 

全国をセミナーで回ると、各所で必ずと言っていいほど聞かれることがあります。

 

「また税率引き上げが延長されたりしないですよね??」

 

これは、今までの政治的な背景をもとに、
皆さんがそう思ってしまうのは、致し方無いと思います。

 

もしくは

 

「なんで軽減税率とか、こんなめんどくさい制度を導入したんですか(# ゚Д゚)」

 

といったお叱りを、なぜか私が受けることがあります(笑)

 

 

このようなことをおっしゃる方に共通していることがあります。

 

それは

「現時点で新消費税制度に対する対策を何もしていない」

ということです。

税制度として対応すること以外に、
資金繰りや従業員教育についてなど、
考えることが多岐にわたるのは、前回までにお話したとおりです。

 

あえて、きつい表現を使うと

「国や制度に対して不満ばかりを言っていること人」は
「単にやるべきことを先送りしているだけ、めんどくさがってるだけ」

 

ではないかということです。

 

最近セミナーに登壇して思うことは、
制度がちゃんと10月から始まるのかどうかに関係なく、

 

『今回の消費税制度の変更を、自社の外部環境の大きな変化と捉えてる経営者さんは
驚くほど周到に準備している』

 

ということです。

必要な対応をしている人と、理由をつけて先送りしている人の
対応レベルの差が、すごく広がっていると、日々感じています。

 

もちろん毎日忙しくしている経営者の皆さんですので
なかなか時間が取れないのは良く分かります。

 

ですが、自社のこれからに対して、その環境が大きく変わる、
ある意味商売の分岐点になり得ると考えてる方は
どれくらいいらっしゃるでしょうか。

 

特に資金繰りについては、全業種と言っていいほど、
インパクトがあります。

 

用意を周到に進めている経営者さんは、
新消費税制度に対する対策は完了し、
このタイミングを使って、
会社の利益率向上やキャッシュフロー改善に何ができるか
その領域にエネルギーを傾けています。

各商工会議所、商工会では、事業者の皆さまの理解を深めるため
多くのメニューを用意しています。

是非一度、自分ごととして、真摯に向き合ってみてください。

この大きな外部環境の変化に対し、FYSコンサルティングは
様々な切り口でご支援いたします。

 

販売単価や客数の変化に対する利益増減のシミュレーションや、
経営理念の浸透を通じた自律型社員育成、従業員のモチベーション向上など
幅広く承ります。

 

一度お気軽にご連絡ください(^^)

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仲光 和之

【(株)ソウルスウェットカンパニー代表取締役、キャッシュフローコーチ(R)中小企業診断士】 建設業(電気工事業)での現場監督や、不動産管理業で業務のIT化推進、ベテラン社員の技能承継に携わる。その後退職、独立。 現在は『ビジョンと経営数字の専門家』として、ビジョン策定、浸透に関する支援や、決算書が読めなくても一枚の図で会社のお金の流れを把握する「お金のブロックパズル」を使った支援を行っている。 また消費税軽減税率制度や段取り力向上に関するセミナーを全国各地で実施。わかりやすさと多彩なワークが好評。