FYSブログをご覧の皆さま、こんにちは!
FYSパートナーコンサルタント、ワンストップ経営パートナーの仲光和之です。

今回は前回の続きということで、実際の融資の申し込みについて、
現在進行形の私の例をフルオープン(笑)でお伝えしたいと思います。

毎回のことですが、正しい情報はしかるべきところへ問合せして
ご確認ください。あくまで私の体験談ということでご了承ください。

 

日本政策金融公庫で融資を申し込みました!

ということで、公庫さんの「新創業融資制度」を利用して、融資の申し込みをしました。

そして現在(7/13)のステータスは、融資のOKを頂いて、借用証書に実印押してるところです!

今作ってる書類が先方に届いて数日後に着金となるようです。

ここに至るまでの流れを振り返りつつ、私が感じたことをお伝えしたいと思います。

自分なりに創業計画書を作って相談窓口へ

まずは相手を知るということで、公庫さんがやってる相談会に行くことにしました。
あちこちの行政施設に相談会のポスターが貼り出されていますし、
創業支援施設等では、公庫さんの担当者に実際に来てもらって、
相談会を開催しているパターンもあります。(例えばこちら

私は日程の関係もあり、休日にやっている「東京ビジネスサポートプラザ」に行きました。

予約の電話の際に、打ち合わせが有意義になるように、考えてきてほしいことなどを伝えられますが、
私の場合は、今後のことがしっかり固まっていたので、創業計画書を作り込んで持っていくことにしました。

予約の日に自分なりに作った創業計画書を持ってお伺いしたところ、特にお話することはない、
つまりここに相談に来ずに、創業融資の申し込みに入ってくださいって言われました(-_-)

どうやら、行先を間違ったようで、本来はもう少し考えてることが固まり切れてない人が利用するようです。。

ですが、実際の申し込みの際に用意しておくべきものなど、新たな情報も入手できたので、
行って良かったと思います。

創業計画書作成の(私なりの)ポイント

私は「運転資金」として融資を受けましたので、事業が軌道に乗る(黒字化する)までに必要な資金を
算出して、そこから自己資金(純資産)を差し引いた分を貸してください、というロジックになります。

そうして算出した融資希望額をきちんと返済していけるのかをクリアにするのが、
融資を受ける際の創業計画書でのポイントだと(私は)思います。

もう少し具体的に言うと「なぜ自分がこの事業をやるのか、成功の見込みがあるのか」ということです。

会社員を辞めて独立する人(私も)は特にだと思いますが、前職での経験をどう活かすのかを
しっかり描いた方が良いと思います。
今までの経験と全く関係のないことを事業にする場合は、そのためにどういう勉強をして、
どういう結果、実績があるかの記載は必要になるはずです。

そしてその上で立てる売上見込みも、具体的にどこからいくらという形で積み上げていきます。
具体的な契約や注文、案件などを中心に、まとめていきます。

創業計画書以外に何か書類を用意した方がいいの?

義務付けられていないので、特に用意しなくてもいいのかなとも思いますが、
売上や支出の見込みを書く欄が小さいので、その辺を別紙にまとめたくなります(笑)

私の場合は、支出見込みを別紙に箇条書きにして、
あとは売上見込みの根拠資料(契約書等)だったり、
自分のPR資料を持っていきました。独立してからやった仕事(経歴書)や出版物等です。

特に前職での経験を活かしたような実績が形になっていると、
担当者も非常に喜びます(笑)

私の場合、不動産業界にいた経験からお声がかかり、
行政機関で配布する小冊子の執筆をさせて頂いたので、
その小冊子は持っていきました。

まとめますと、創業計画書+その他の書類で、

「俺に○○万円貸しても、ちゃんと返せますよ、大丈夫そうでしょ?」

ということを表現するってことが大事だと思います。

 

いつになく、ずいぶんと長文になってきました。。

続きは次回で・・・と言いたいところですが、
次回になると今感じていることを忘れそうなので、
このまま続きを書かせてください。お付き合いください!

申し込む前に確認しておくこと!

融資のお金を受けとる、また支払いをするための銀行口座についてです。

私は、法人口座としてネット銀行を使っていたのですが、
ネット銀行は日本政策金融公庫との借入・返済口座として使えません!

なので、リアル店舗のある金融機関に口座を作る必要があります。
(詳細は公庫さんに問い合わせてください。)

融資申し込みをする際には、まだ口座ができていなくてもよいですが、
法人口座がなかなか作りにくくなっていますので、早めに動いた方が良いです。

また社会保険や住民税の引き落としもネット銀行ではできないので、
そういう意味でも口座開設をおすすめします。

私は地域の信金さんで口座を作りました。

私の場合は副支店長さんと面談?というか、軽くおしゃべりしたりして
すんなり開設できました。

いよいよ申し込みへ!

会社の本店所在地を管轄する支店に申し込みに行きます。

問い合わせたところ、私の管轄支店は予約等無しに、
直接持ち込んでOKとの事でしたので、時間を作ってお伺いしました。

持ち込んだ日は、書類の不備等を受付の方に確認してもらい、
担当者から面談日程の連絡があることが伝えられます。

それで終わりです。

気合入れていったのに拍子抜けでした。。

でも印象は大事ということで、スーツにネクタイで行きました。

後日担当の方からお電話いただきましたが、お互いの予定が合う日がなかなか無く、
面談が結構先の日程になってしまいましたが、この電話がかかってくるのが、
申込日からおおよそ2週間前後のようです。

 

ここからは、
担当者との面談

融資OKの連絡

借用証書記入

着金
の流れですが、さすがに長文すぎるので、ここでいったん終わりとさせてください。

次回は「担当者との面談編」から再開したいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました!!!

 

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FYS主催のセミナーが連休最終日に開催されます!
公庫の担当者さんとの面談がうまくいったのも、このセミナーのおかげ?!

ご参加お待ちしております!


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仲光 和之

【(株)ソウルスウェットカンパニー代表取締役、キャッシュフローコーチ(R)中小企業診断士】 建設業(電気工事業)での現場監督や、不動産管理業で業務のIT化推進、ベテラン社員の技能承継に携わる。その後退職、独立。 現在は『ビジョンと経営数字の専門家』として、ビジョン策定、浸透に関する支援や、決算書が読めなくても一枚の図で会社のお金の流れを把握する「お金のブロックパズル」を使った支援を行っている。 また消費税軽減税率制度や段取り力向上に関するセミナーを全国各地で実施。わかりやすさと多彩なワークが好評。