中小企業診断士のokudacs です。
今日は私の思いについて。
 
まもなく「令和」ですね。
 
皆さんにとって「平成」は、どんな時代だったでしょうか。
 

平成を振り返って

 
平成1-3年      バブルの崩壊
平成7年          阪神淡路大震災
平成10-12年  大手金融機関の破綻
平成 23年      東日本大震災
東日本大震災から8年、今なお5万人の方が避難されています。
 
 
こう並べると、いいことよりも大変なことが思い出されますね。
 
私個人について言えば、社会人としては山あり谷ありで、平成の怒涛の中で、会社の再生、事業再構築などを経験しました。でも今は、多くの仲間と毎日ディスカッションすることが楽しくてたまりません。
 
でもそうした中で、自分自身の幅を広げることができたのが、平成28年に中小企業診断士になれたことだと言い切れます。
 
ネットワークが広がり、多くの刺激を受け続けています。特に若い経営者の話はおもしろいですね。
 
中小企業診断士は平成12年の中小企業支援法改正でいまの原型ができ、平成13年から現在の試験制度が始まりました。
 
現在診断士の数は2万人程度で、中小企業社数は360万社(平成28年)ですから、如何にその数が少ないかがわかります。
 
こうしたことからも、中小企業診断士の役割は格段に大きくなり、社会から必要とされる存在になってきたと言えます。
 
個人的にはもっと認知度(知名度)が上がると存在価値が増すのに、と思います。
 

そして、令和へ

さて、いよいよ令和に入ります。
 
令和2年   東京オリンピック、パラリンピック
令和6年   大阪万博
令和8年   リニアモーターカー開業
と、大きなイベントが目白押しですね。
 
高齢社会が進み労働力人口が減っていくので、定年の延長、外国人労働者への依存、女性の活躍など、多様性の時代になっていきます。
 
また、中小企業数は今から20年後には256万社(内閣官房予想)くらいになるとの予想があります。
つまり、100万社くらいがなくなるという予測です。
 
産業構造の変化、承継者不足、様々な理由でそのような悲観的な予測があるのでしょう。
 
しかし、
 
やる気のある若者のアイデアを創業に結びつける。
リタイアしたシニアが経験を生かして創業する。
円滑な事業承継をサポートする。
 
など、中小企業診断士の役割は格段に増していくと思います。日本経済を支えるのは中小企業ですから、数が減っても質の高い会社が残っていけるようサポートしていければと思っています。
 
特に経営資源の乏しい中小企業にとって、これから生き抜いていくためには、単独で戦うよりもコンソーシアムの中に入ることが有効かと思います。
 
「業種」「地域」「技術」、いろいろな切り口がありますが、「地域コンソーシアム」がこれからのキーワードだと思います。そういう思いもあり、最近地元の商工会議所に入会しました。
 
 
私自身も、令和のなかで逞しく、頼れる存在でありたいと思う今日この頃です。 

 

 

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Okudacs

船橋市在住の中小企業診断士です。金融・決済系の会社でマーケティングを担当しています。経営に大事なことは、キャッシュフローを重視し、顧客満足を高めることだと考えています。